昔むかしの80年代。少年漫画雑誌「コミックボンボン」に「プラモ狂四郎」というプラモバトル漫画が連載されていました。ざっくり言えば自分の作ったプラモデルで戦うお話。
現在も「ガンダムビルドファイターズ」などのガンプラバトル物のアニメ作品やゲームなどが人気ですがそれらの元祖とも言える作品です。
リアルタイムでは読んでないのですが、連載も終わって別のプラモ漫画が連載されていた1990年代に友達から貰ったのがプラモ狂四郎のコミックスでした。
かなり中途半端な巻を貰ったのですが、そこに登場したのがパーフェクトガンダムという改造機体。
シールドの裏に機雷が装備されていたり肩には大型ビームキャノンが着いていたり2連のビームライフルと盾が合体した武器を持っている姿にワクワクしました。
そんなパーフェクトガンダムがGUNDAM FIX FIGURETION(GFF)というフィギュアでデザインもリファインされて発売されていると聞いてオークションサイトやフリマサイトを探し購入。完成したプラモと並べたら楽しいだろうなと箱から取り出し、いじっていた時に事件は起きました。

かなり古いフィギュアだったためか、関節が次々に折れてしまったのです!
ようやく手に入れたのに一瞬で大破。しかしネットで調べるとこのアーマー部分を1/144のガンダムに取り付けて遊んでいる方々の情報が!自分もやってみようという事で1/144 RX-78-2ガンダムの中でも特に顔が好みな「エントリーグレード」とう初心者向けの簡単組み立て&低価格が売りのものを用意し、「GFF×EGミキシング作戦」がスタートしたのでした。

同じ78ガンダムとは言え、デザインが結構違うので簡単にフィットはせず、ひたすら鉄ヤスリや紙ヤスリ、電動のリューターで削りまくりました。作業中に追加で大破してく増加装甲を補うべく横浜ガンダムの余剰パーツを切り出し、それらしく接着!

完成したのがこちらです。足はエントリーグレードのνガンダムから拝借。シールドも高機動型横浜ガンダムの余剰パーツで普通の色のシールドが作れたのでそちらを。
メインカメラとツインアイはガンダムマーカーのメタリックグリーンで塗りました。


一斉射撃!ビームライフルも余っていた物を使用。機雷は上手く移植できそうになかったのもありオミットしました。

高機動型ガンダムとツーショット。ひとつの部隊にこんな機体が2機いたら整備コストが大変な事になっていそう。
自分の作った機体たちは「ガンプラバトル物世界」でも「宇宙世紀作品」、そこから派生した「Another U.C」とも異なる「アディショナルU.C」だと思って楽しんでます!